広告を出す弁護士・司法書士事務所の費用が高い理由

広告を多用する事務所の費用が高くなるカラクリとは?

ネットで借金問題について検索すると、たくさんの弁書士事務所や司法書士事務所の広告が出てきますよね。「相談無料」「着手金0円」なんて言葉を見ると、ついクリックしたくなる気持ち、すごくよく分かります。

でも、ちょっと待ってください。「なぜ、そんなにお金をかけて広告を出す必要があるんだろう?」って思ったことはありませんか?

実は、そこにはシンプルなカラクリがあります。派手な広告をたくさん出している事務所は、当然ながら毎月莫大な広告費を支払っています。その費用は、どこから出てくると思いますか?

そう、広告費は事務所の経営費用に影響するため、場合によっては報酬に反映されることがあります。

もちろん、広告自体が悪いわけではありません。事務所の存在を知ってもらうための大切な手段の一つです。ただ、広告費という大きなコストを抱えている以上、それを回収するために報酬を高く設定せざるを得ない、という経営上の事情があるんですね。

ちなみに、私たち司法書士かなた法務事務所は、こうしたウェブ広告を出していません広告費にお金をかけるよりも、その分、依頼者の方の費用負担を少しでも軽くし、相談のハードルを下げることに力を入れたい。そう考えているからです。

要注意!「減額報酬」という名の高額請求リスク

広告を多用する事務所のホームページでよく見かけるのが「減額報酬」や「成功報酬」といった料金体系です。一見すると、「借金が減った分だけ報酬を払うなら合理的かも」と感じるかもしれません。でも、ここに大きな落とし穴が潜んでいることがあるんです。

実際に私のところに相談に来られる方の中にも、「最初の説明では安いと思ったのに、後から成功報酬とか事務手数料とか色々追加されて、結局いくら払えばいいのか分からなくなってしまった…」と、以前に別の事務所で不安な思いをされた方がいらっしゃいます。

減額報酬の仕組みを図解。基本報酬に加えて減額報酬などが追加され、総額が高くなる様子を示している。

「減額報酬」の仕組みと計算例

「減額報酬」とは、多くの場合「減額できた金額の〇%」といった形で計算されます。言葉だけ聞くと、専門家が頑張った成果に対して支払う報酬のように聞こえますよね。

でも、注意が必要です。時効の場合には、もともと長年支払っていない損害金が高額となります。例えば、元の元金が50万円でも、損害金が200万円ついて、250万円の請求がされているケースは多くありますが、250万円が時効で消えた場合には、250万円について減額報酬が計算されます。

【減額報酬の計算例】

  • 基本報酬:5万円
  • 減額報酬:減額できた250万円の10% → 25万円

この場合、合計の報酬は 5万円 + 25万円 = 30万円 となります。基本報酬だけを見て安いと思っても、総額では思ったより高くなってしまう可能性があるのです。

「成功報酬」で費用が不透明になるケース

「成功報酬」も注意したい言葉です。何をもって「成功」とするかの基準が、事務所によってバラバラだからです。

依頼の際には、何をもって成功報酬なのかをしっかり見極めなければなりません。

安心して相談できる事務所は「完全定額制」が基本

完全定額制の料金について説明を受け、安心している相談者

ここまで読んで、「じゃあ、どうすればいいの?」と不安に思われたかもしれません。ご安心ください。解決策はとてもシンプルです。

それは、最初から最後まで料金が変わらない「完全定額制」の事務所を選ぶことです。

私たち、司法書士かなた法務事務所が「完全定額制」にこだわっているのには理由があります。それは、借金問題で苦しんでいる方に、費用のことでまで余計な心配をしてほしくないからです。

  • 原則として追加費用は発生しません。万が一、例外的に費用が発生する可能性がある場合は、必ず事前にご説明し、ご納得いただいた上で手続きを進めます。
  • 当事務所では、いわゆる「減額報酬」や「成功報酬」といった報酬体系は採用しておりません。
  • 原則として最初に提示した金額が、あなたが最終的にお支払いいただく費用の総額となります。

費用が明確だからこそ、安心して今後の生活生活状況を考えて依頼することができます。これこそが、私たちが考える「どこよりも気軽に相談できる事務所」のあり方なんです。

費用で後悔しないための事務所選び3つのポイント

最後に、あなたが事務所選びで失敗しないための大切なポイントを3つお伝えします。

  1. 総額費用を書面で確認する
    口頭での説明だけでなく、必ず「報酬見積書」などの書面で総額費用を提示してもらいましょう。「基本報酬」だけでなく、実費や手数料など、全て込みの金額を確認することが重要です。
  2. 追加費用の有無をハッキリ聞く
    「この金額以外に、後から追加でかかる費用はありますか?」とストレートに質問しましょう。この質問に明確に答えてくれない事務所は、避けた方が賢明かもしれません。
  3. 無料相談で人柄や相性を見極める
    何よりも大切なのが、相談に乗ってくれる専門家との相性です。あなたの話を親身になって聞いてくれるか、難しい専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれるか、そして何より「この人なら信頼できる」と思えるか。当事務所の無料相談は、ご納得いただけるまで丁寧に対応することを心がけておりますが、ご予約状況によってはお時間の調整をお願いする場合もございます。まずはお気軽にお問い合わせください。

借金の問題は、一人で抱え込んでいると本当に苦しいものです。でも、正しい知識を持って、信頼できる専門家を選べば、必ず解決の道は見つかります。

もしあなたが、昔の借金のことで悩んでいたり、督促状が届いて不安な夜を過ごしていたりするなら、まずは当事務所の時効援用の無料診断サービスからお気軽にご連絡ください。費用は原則としてかかりませんし、相談したからといって依頼を強制するようなことは決してありません。

あなたからのご連絡を、心からお待ちしています。(司法書士かなた法務事務所:〒111-0034 東京都台東区雷門1丁目9番1号 フローラハイツマツモト1階、代表司法書士 石井一明、東京司法書士会所属)

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